3歳までのあいだは園の持ち物は親が用意していたのですが、
曜日によって持ち物や服装も変わったりで、親の私自身が忘れてしまうときも…
特にタオルなんか、「またママ忘れてた〜」と息子を困らせてしまうことがままあり
忘れ物があると子どもは失敗した・寂しい・恥ずかしい気持ちになったりしますよね…。
また、年中(5歳児クラス)になると園では
- 親の送迎は門まで(これまでは教室前までだった)
- イレギュラーな持ち物はたまに紙ではなく口頭で伝える
など少しずつ子ども自身でできることが増えるように親のサポートも変えていく方針でした。
なので、これがちょうど良い機会かな~と、年中から自分で朝の準備ができるようにするための練習を始めることにしたのです。
子ども自身で身支度することのメリット
親の負担を減らしたいという親失格そうな理由以外にも、
子どもが自分で身支度できるようになるとこんなメリットがあります。
- 自立心、責任感がUP
- 時間管理能力を学ぶ
- 自信につながる
- 親がサポートする中で会話が増える
自立心、責任感がめばえる
忘れ物をしたとき、「ママまた忘れてた~」とがっかりとされていました。
これは勿論申し訳ないんですが、いつまでも人のせいにしていると自分自身でも気をつけようとはならないですよね。
小学校生活に向けた準備の意味でも、息子には日常生活でできることは自分で動いてほしい。(靴を揃える、帰宅後の汚れもの出しなどもそう)
時間管理能力が身につく
着替え、朝ごはん、朝のあそび、朝はすることが沢山です。
時間を意識して今何をするべきか考える練習のつみ重は、
小学校生活のギャップを減らし、宿題などのスケジュールを立てる力となります。
出発に間に合わないとき、親子で話し合いながらスケジュール調整するのも良い練習になりました。
大きな自信になる(自己肯定感)
身支度は、自分ごととして責任感を育む習慣の1つだと思うんです。
そして自分のことは自分でできるんだという大きな自信に繋がるはず。
おむつが外れてトイレで排泄できるようになるときも大きな自信となる、と言われていますがあれと同じです。
誰と比較するでもなく、自分はできるんだという自分軸でのポジティブな承認は大きな自己肯定感になるそうです!
サポートする中で親子の会話が深まる
私が実感したことでもありますが用意を手伝いながら、
- 「今日●●がいるんだね!何やるのか楽しみだね」
- 「●曜日は…そうだね体操服だ!今どんなことやってるの?」
とかさらっと会話のネタができます
息子は普段園のようすを聞いても積極的に報告してくれるタイプじゃないので…笑
この流れでよく話を広げています。
忘れ物チェッカーで一緒に園準備
朝の準備内容をリストアップ
最初に失敗談ですが、急に「あれ用意して」と指示をだし始めても息子は「やろうとしてた!」とか「一気に何個も言わないで!」と怒ってしまいました…
なのでひとまず一年間をかけて、朝の準備を一緒にするようにしました。
まずはタスクの書きだし。
「毎日すること」の方を優先して、お弁当と水筒の用意以外はすべて一緒にしました。
毎日の持ち物には忘れ物チェッカー
毎日いるものは、必要なものは忘れ物チェッカーで管理。
指示出しではなく、「あとは何がいるかな?」「これ用意したっけ?」と一緒に見ながら確認する感じで。
我が家はこちら
サンリオの良いところは、かわいいだけでなく園準備・学校準備でよく使うものがシールに印刷されていること
こんな風に貼っています!
忘れ物多い親子。娘が大好きすみっコぐらしの力を借りるの巻
— つなちー@小3娘と一緒に成長中 (@tsunachi2027) May 16, 2023
①忘れ物チェッカーを2個買う
②1つはランドセル🎒に付けて持ち物チェッカーとして
③もう1つは帰宅してからのやることリストとして
これでもう「宿題やった?」「体操服出した?」と確認するのはなくなる!…はず…(自信なさげ👼) pic.twitter.com/ym5cjNhumS
子の年齢によっては帰宅後にタスク用や、学校で確認するもの用など色々と使い道がありそうです。
日によって変わる持ち物は曜日カレンダー
ここから先は絶対に必要な物ではないです
いつもの持ち物に加えて、曜日によって追加で必要になる物についてはこれでチェックしています
曜日ボード!(曜日カレンダーと呼んでいます)
前から見てくださってる方はまたかよって思うかも笑
これなんと2歳頃からずーっと使ってるんです
☟2歳当時は「一週間」の感覚を身につけるために使っていました。
以前は曜日の字が読めなかったので、はらぺこあおむしのイラストで代用していましたね。
4,5歳になるとひらがなは読めてくるのとスペースがなくてあおむしはもう使っていません。(かわいかったからちょい寂し)
習い事が多いと特に、曜日カレンダーはその日何があるのかひと目でわかるので大人にとっても便利です!
「上靴」「体操服」など曜日ごとにプラスで持っていく物を1番上の目立つところに貼っています。
保育園・幼稚園ぽいマグネットを横並びにし、その下には習い事をペタペタ。
矢印は毎日動かして「今日はこの曜日だよ☞」と示しています。
持ち物とは関係ないけど、
曜日カレンダーを使って良かったこと
- 先の見通しが立って息子が安心して動いている
息子は登園を嫌がったことが1度もないんですが、これの影響は大きいと感じます。
2歳ぐらいでも、いや小さいからこそ”今”や”少し先”がわかると安定する。
「あと何日でおやすみ」がわかると疲れてきても頑張れるんだと思います。
子ども自身で時計を意識して行動
さて、年中(5歳児クラス)になってからは、少しずつ息子メインで準備してもらうように。(現在進行形)
そのためにと、幼児にも読みやすい時計は買って良かったです。
ナチュラルカラーでインテリアも邪魔しない
- 長い針の先にも目盛りと数字がある
- インテリアに馴染む
幼児にとって1から12までの数字だけで時針と分針を理解するのは難しいらしいので、60まで5ずつ数字が書かれているものを選びました!
☟息子が5歳の時に買った、知育向けの壁掛け時計。
でも、買ったからと時間にあわせて行動できるかというとそれは難しい!!
朝は朝で遊びたいし、ご飯を食べる時間もいるし、出発時間に間に合うように準備するのって年中児に任せていてもぜーんぜん間に合いません(笑)
間に合わないので…親もまだ声かけします。
「あと10分で出発だけど、持ってくもの足りてる?」
「もう出られる状態?」などなど毎日何かしら。
記事のタイトルは「(自分で)準備するようになるまでの」とつけましたが、
「親が何も言わずともひとりで用意できる」ようになるまでにはまだ道半ばです。
すぐにはできなくて当たり前!(親の私が時間どおりに出られない人間なので厳しいこと言えない笑)
小学校生活にスムーズに繋げられるよう、自分でできることを少しずつ広げていく練習になればと思っています。
【関連】朝、自分で着替えるための環境づくり
朝のお着替えに関しては、
早めに自分で選んでもらうようルーティンを作ると楽でした。
☟タップで動画が再生
それについては、下記の記事でまとめています。
このブログでは、知育おもちゃのレビューや、子ども部屋のインテリア・収納についてまとめています。
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