ついにマグビルド4箱持ちになりました、マグビルドオタクです。(我が家の全セットリストは後述)
息子が1歳の時から使い始め、4歳の今でも毎日遊んでいるこのおもちゃ。
この記事では、マグビルドの種類とそれぞれの遊び方や作り方を写真と動画をまじえて解説していきます!
マグビルドの特徴・知育効果
マグビルドとは、マグ(磁石)+ビルド(積む)の名前のとおり、積み木のマグネットパネル版です。
光を透過してステンドグラスのようにもなる美しいおもちゃ。
息子が1歳のときに買ってから毎日のように遊んでいます。
SNSを見るとマグビルドの美しさが印象的すぎて、”映える”おもちゃだよねと思いがち。
でもそれだけではなく、知育効果も凄いんです!
図形・空間に強くなる
マグビルドは、正三角形や二等辺三角形、正方形、長方形など基本の形がベースとなっています。
三角が2つで四角形に、6つで6角形に。
名前は知らなくても、遊びながら自然と形の性質を学ぶことができます。
色彩感覚が育つ
パネルの色は赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色。
壁に映っている緑は、実は緑のパネルではないんです。
手前の黄色と奥の青が混ざった色なんですが、こうやって光の透過を生かして色彩感覚を養えるのもマグビルドの良いところですね!
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ベーシックセットの遊び方・作り方
スロープなし、パネルのみでどんな物が作れるのか、これまで遊んできた作品を紹介します。
【1歳】並べる・ドミノ倒し
1歳の発達段階にあった遊び方は、「並べる」「単純に色を楽しむ」になるかなと思います。
ドミノは親が作って見せてあげるとパタパタと音を立てて広がっていく様子に喜んでくれますよ〜。
【2歳】お城・虹色の壁
2歳は平面を立体に起こしたような作品が多かったです。
マグビルドは低年齢でも簡単に繋げられるし、とりあえずパネルを繋げているうちに大きくなっていってお城っぽくなります。
どちらも息子が2歳の時に1人でつくった作品です。
マグビルドは1個でも立つので、2歳児1人でも高く積み重ねていけました。
【3歳】ロケット・タワー
壁のようなものを作っていたかと思えば、だんだんと立体を高く繋げるようになりました。
子どもの成長って本当に早いです。
パネルが半透明なので、反対側がどうなっているのかわかるのもマグビルドの良いところ。
安定した立体はどのような構造なのか、遊びながら学んでいきます。
【4歳】虹のアーチ
見るなり「わあ〜キレイ!ありがとう〜!」と感謝された作品(笑)
一緒に作りながらやり方を覚えた息子は、今は自分で作っています。
カーブでは正面に三角、上下に四角パネルを挟むところが難しいんですが、マグビルドではこうして論理的思考をする機会がたくさんあります。
それにしても日の光に当たるとキラキラ輝いてとても美しいです…
つい魅入ってしまう~~♡
ベーシックだけで玉転がし
実はベーシックセットだけでも玉転がしはできるんです!
真正面から見て斜めになっているところ、上側に1枚パネルをつけます。
すると、そこがボールの通り道になってくれるんですね。
スロープがない中で、どうやって玉の道のルートを作るか考えるのはとても思考力が鍛えられるし楽しいです。
ホワイトボードで玉転がし
ホワイトボードにくっつけて玉転がしも人気です。
これはスロープも使っていますが、右側の通常パネルのように斜めに並べることでベーシックだけでも作れますよ~。
☟ タップで動画を再生
スロープセットの遊び方・作り方
お城+透明スロープ
2022年10月に待望の透明スロープ「スローププラス」が発売されました!!
ついに~~~!待ち望んでいました。
通常のお城にスロープをつけることで固定され、安定感は増して崩れにくくなります。
ボールは高いところから低いところへ流れるということも、スロープセットで遊びながら体感できるんです。
虹の壁+透明スロープ
見てくださいこの美しさ…
透明スロープだとパネルの色鮮やかさがより引き立ちますね〜!
スロープで形づくり
こんなのはどうでしょう、ハート型に見えなくもない不思議な壺です。
スローププラスだけの透明なスロープは、玉の移動がわかりやすく目で追っていて楽しいですね。
すでに通常スロープを持っている私のような人にも強くおすすめしたいセットでした!
作品の幅がかなり広がるし、”映え度”も抜群に上がります。
100ピースという大容量で、このセットのものだけでも大きなコースを作ることができるそうです。
リニューアルした通常スロープ
通常カラーのスロープセットも、 2021年秋にリニューアルしているんです。
丸い凸凹どうしをカチッとはめ込んで取り付けます。
リニューアル前はこの丸い形ではなく、簡単に外れていたのですが変更後は外れにくくなりました!
☟ リニューアル前と後での比較動画
リニューアルで何が変わったのか詳しい比較は、こちらの記事をご覧ください。
☟ 下は、何色のボールが最初にゴールするか、予想対決している時の動画です。
このぐるぐるゴールは、スロープセットならではの楽しさ!
ベーシックだけでは作れない複雑なコースもかなうので、ゴールは必ずしもスタートした順にはならずに予想も白熱します。
パネル遊びもしたいけど玉転がしも楽しみたいという方には一石二鳥のセットといえます。
玉転がし、玉の道、マーブルラン用のおもちゃを探している方。
☟ こちらの記事では、おすすめのおもちゃを12個セレクトしているので見てみてね。
ベーシックとスロープ どっちがおすすめ?
初めて買うならコレ!
結論から言うと、
- これから追加する可能性のある人はまずベーシック
- 1つだけ買うとしたら2wayで遊べるスロープ
個人的にはベーシックセットがおすすめです!
なぜなら、下のような実体験があるから。
- 低年齢から長く遊べる
- スロープセットにはないパーツがある
- 最初にスロープを買った後、拡張したくなって結局ベーシックを追加した
- 3歳までの間はスロープは自分で組み立てられなかった
ベーシックとスロープの違い
ベーシック | スロープ | スローププラス | |
---|---|---|---|
ピース数 | 70個 | パネル:57個 スロープ:13個 ボール:2個 | パネル:30個 スロープ:64個 ボール:6個 |
かたち | 10種類 (スロープにない 五角形がある) | 16種類 | 8種類 |
玉転がし | 工夫次第でできる | 複雑なコースも作れる | 付属のスロープでコースが作れる | 1パックでも大きな
対象年齢 | (1歳から遊べた) | 3歳以上(スロープは3歳でも 取り付け難しい) | 3歳以上3歳以上 (スロープは3歳でも 取り付け難しい) |
こんな人に おすすめ | 今後買い足すかも 1歳から長く遊びたい 建物やドミノをつくりたい | 買うのはこれだけ 玉転がしがしたいという 明確な目的がある | 透明スロープが欲しい |
価格 | 7,999円 | 7,699円 | 7,899円 |
購入する | 購入する | 購入する |
我が家のマグビルド購入歴
ちなみに、我が家はこんな順番で増やしていきました。
- スロープセット
- ベーシックセット
- スロープセット(リニューアル版)
- 透明スロープセット
大きな建物を作るのに最初のスロープセットだけでは物足りなくなってきたので、結局ベーシックセットを追加しました。
以上の経験から、
- これから追加する可能性のある人はまずベーシック
- 1つだけ買うとしたら2wayで遊べるスロープ
を買うと良いのかなと思います。
マグビルドの収納方法
息子は1歳から現在4歳までほぼ毎日遊んでいるので、片づけては出しての繰り返しです。
そんな我が家の最適解はこちら。
棚からはみ出てドカッとまとめて置いています。
子どもが自分で出しやすく、片づけやすい収納を考えるとここに落ち着きました。
積み木のようにまとまると重さのあるマグビルドは、棚の上の方に置くと危ないのでおすすめしません。
床続きでサッと出せて、押しながら元の場所に戻せるようにすると親子ともども楽かなと思います!
マグビルドとマグフォーマーの違い
マグフォーマーで遊んだ感想
マグビルドとマグフォーマーはどちらが良いというよりは、「得意な作品が違う」という感じです。
低年齢からでも大きなお城や建物を作れるマグビルドと違って、マグフォーマーは車や観覧車を作って手で動かすことができます。(そのかわり、この後説明しますが1歳2歳で遊ぶことは正直難しいです。※体験談)
マグネット系おもちゃの中でも、「マグフォーマーと迷っています」という相談や「どうしてマグビルドにしたんですか」という質問をいただきます。
一番の理由は、「息子2歳が一番癇癪でわめくことなく遊べそうだったから」です。
当時私もあのボーネルンドのマグビルドや類似品と迷っていたんですね。
そして、レンタルおもちゃのキッズ・ラボラトリーでマグフォーマーを借りてみて実際に遊んでみた結果、
立体つくるの難しいよ…!!!
というのが正直な感想でした。
1個だけでは自立しないので(ドミノのように立てられない)、2歳の息子には思ったように形作れずすぐに癇癪を起してしまいました。
その点、マグビルドなら1個ずつ立つし、2歳児でも1人で高く積み重ねていけました。
安い類似品は安全性に注意!
マグネットパズルによる事故報告
主にマグフォーマーの類似品が安価で売られているのをよく見かけますが、子どもの命に関わる危険性があるのでやめた方が良いです。
マグネットパズルの破損に注意-内蔵された強力な磁石を誤飲した幼児の胃や腸に穴があく事故が発生- (クリックで国民センターに飛びます)
マグネットパズルのプラスチック部分が壊れて、中のネオジム磁石が出てきしまい誤飲してしまう、と。
そして、子どもの胃や腸壁を隔てて磁石同士が強力にくっつき穴を開けてしまうという事故が起きています。
たった数千円ケチることで、開腹手術をしなければならなくなるなんて悲しすぎます。
安全性の確認方法
国民生活センターによると、下記のように案内がありました。
マグネットパズルのような磁石を内蔵した玩具の安全性については、玩具の安全基準である一般社団法人日本玩具協会のST基準のほか、EN規格、ASTM規格で機械的強度が規定されており、これらの表示がある商品は一定の安全性が確保されていると考えられます。
引用元:国民センター マグネットパズルの破損に注意
マグビルドをこの基準に照らしてみると、
- 日本の食品衛生法検査
- アメリカの玩具の安全基準(ASTM)
- ヨーロッパの欧州玩具安全指令(EN71)
と、挙げられているすべての安全テスト、基準をクリアしています。
実際に私の知る限りではありますが、マグビルドでの事故は今のところ聞いたことがありません。
しっかりと安全基準をクリアしたおもちゃなので、安心して子どもに遊ばせられると考えて良いと言えるでしょう。