2歳半頃、はらぺこあおむしの歌にハマった息子が「〇曜日、〇曜日〜!」と繰り返すので、曜日カレンダーを導入しました。
この記事は、3歳で曜日感覚を身につけるまでにしたことの記録です。
曜日感覚を身につけるメリット
心の安定に繋がる
認知症の中で時間の見当識障害という症状があります。
今日がいつなのか、夏なのか冬なのか、時間の流れに関する認識があやふやになるのです。
時間の流れの中で自分がどこにいるのかわからないというのは、とても不安定で、それゆえ混乱したり不安になったりするそうです。
なので時間や曜日感覚を身につけるというのは、心の安定をはかることにも繋がるんですね。
規則性が理解できる
平日が5回続くとお休みの日になるようだ。
お休みの日には、パパやママも家にいて一緒に過ごせる。
そしてお休みが2回あったら、次はまた平日が5回くるぞ。
普段何気なく過ごしていた日々が、実は7日間のサイクルで構成されていて、どうやら規則性があるようだということに気づきます。
すると、急に世界がわかってくる感覚になると思いませんか?
なんとなくぼんやりしていたものが鮮やかになりますよね。
曜日を教えるタイミング
一般的には、「今日何曜日?」と聞いてきちんと答えが返ってくるのが6〜7歳と言われています。
昨日・今日・明日や季節といった概念もこのあたりで理解するようです。
しかし、私は幼稚園に入園する3歳頃にはある程度認識できていた方が良いだろうと考えます。
実際、息子は3歳で一週間の曜日と今日が何曜日なのか常に把握できるようになり、生活がとても楽になりました!
理由①予定が増えるから
今まで家庭保育をしていたところはもちろん、幼稚園に行き始めることで毎日の予定がガラッと変わりますよね。
さらに、午前保育で早帰りの日があったり、逆にパートなどで特定の日だけ延長を頼んだり。
うちは、前から保育園に通っていて特にスケジュール的に変化はないけど、少しでも日々の生活をスムーズにしたくて始めました。
年少と呼ばれるこの頃から習い事を始めるところもでてくると思うんですよ。
下の調査では、習い事を始めるタイミングは3〜4歳が最も多いらしいのです。
なので、子どもが先の予定を把握し、ある程度見通しを立てて生活できるように準備しておくと、お互い意思疎通がスマートにいくのではないのかなと思います。
理由②自分の身支度を整え出す頃だから
朝自分で服を着られるようになったり、手を洗ったり、歯を磨いたり、身の回りのことができるようになってきます。
そこで曜日がわかっていると、
「今日は何曜日だから〇〇がある日」
→「これを用意しないといけないな」
など少しずつですが自主的に考える練習ができるようになりますよね。
曜日を教えるためにやったこと
曜日カレンダーを作り毎日確認
息子が2歳半の時、曜日カレンダーを導入しました。
マグネットがくっつくボードで、曜日だけが書かれているのが良いと思いました。
月日を覚える必要はまだなくて、ひとまず一週間の規則性を理解して欲しかったからです。
この予定イラストは45種類もありました!我が家はまだ全然使いこなせないけど。
兄弟・姉妹がいるお家は、上下をお子さんごとで分けて使うとまとめて確認できて良さそうです。
曜日の漢字は読めないので、代用としてはらぺこあおむしのフルーツマグネットを貼ります。
毎朝起きた時に、今日は何曜日で保育園があるね(orお休みだね)など確認します。
裏面はホワイトボードになっていて、今後使う予定のものを貼っておいたり、マグネット系のおもちゃとコラボして遊んだりしています。
ちなみに、曜日を結びつけるために使用したフルーツマグネットはこちらのもの。
このマグネットも優秀で、沢山の遊び方がありました。
- はらぺこあおむしのストーリー順にマグネットを貼る
- 数の勉強ページがあり、色んなフルーツが10までの数用意されている
- 動物の親子合わせ
- 誕生日パーティー飾りつけ
など知育としてもとても活躍しています。
何より、はらぺこあおむし好きならどハマりすること間違いなしです。
曜日カレンダーを使ってみての効果
2歳になって毎朝の確認を続けてから8ヶ月後、曜日の順番とそれに不随する予定を言えるようになりました。
予定といっても、保育園があるorお休みのどちらかですが。
それでも、息子が疲れてきた頃の金曜日に、次の日が休みだとわかっているのと、ただ連れて行かれるのとでは気分が全然違うことに気付きました。
「今日、保育園さいご。」
「明日、保育園ないない。ママ、パパ、〇〇ちゃん一緒」
と自分で言うことでお休み前の気分になるのか、行く前にグダることはもうなくなりました。
これがまさに狙っていた心の安定なので大満足です!
ただし、昨日・今日・明日の概念はまだ育っていないです。
毎日「昨日は〇曜日だったから、今日は〇曜日だね」と伝えても、「昨日は〇曜日?」という質問をすると適当な答えが返ってきます。
毎回「今日」が起点になってるんですよね。
「今日」を確認した後だと「明日」は言えます。
ただ、過去は全部「昨日」になっているのか、とにかくこのあたりの概念は難しいですねえ。
引き続き、続けてまた新たな効果があれば追記します。