我が家の教育方針・遊び→まとめました

モンテッソーリ式おもちゃ棚で自分から片付けるようになる

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SNSで人気!最新のおすすめモンテッソーリおもちゃ棚をまとめています!

この記事でわかること
  • 子どもが片づけられない理由
  • 片づけやすい環境づくり
  • 理想の収納棚:モンテッソーリ式の特徴
  • おすすめのモンテッソーリ式おもちゃ棚と活用法
目次(タップでジャンプ)

おもちゃを片づけられないのには理由がある

言葉で「片付けて」と言っても、子どもには何をどこにしまってと言われているのかパッとイメージできません。

片付けてという言葉を聞いていないわけでも反抗したいわけでもなく、頭の中で指示されている内容を描けないから動けないんです。

息子への接し方で私が参考にしたのは、モンテッソーリという「子どもの自主性」を重視した教育方法のひとつ。

子どもは皆、自己教育力を備えています。しかし、自分で取り組めるような「整備された環境」や、その環境に関わるための方法を知らなければ、その力を存分に発揮させることはできません。(略)一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。

―日本モンテッソーリ教育綜合研究所より―

子どもが触りやすい環境を整備し、提示によって自発的に動けるようにする。
ふむふむ…どういうこと!?

「整備された環境」3つのポイント

まずは、「子どもの立場で」片付けやすい環境をこちらで整えてあげます。

ポイントは3つ
  1. おもちゃの定位置がわかりやすい
  2. おもちゃ同士が重ならない
  3. 子どもの手で出し入れしやすい

我が家では、「子ども目線」を第一に考えて次のような工夫をしています。

①外から見える収納(おもちゃ棚)を使う

一時、たまひよのおまけに付いていた収納箱の中に入れていましたが、雑多すぎてどんなおもちゃがあるのか子ども自身把握できていなかったんでしょうね。


わーっと全てひっくり返されたり、下の方の見えない物は少しずつ遊ばなくなっていきました…

そこで、モンテッソーリで推奨されている扉やフタのついていないオープンな棚を購入。

収納ボックスなども、基本的には使わずひとつひとつ並べることにしました。

おもちゃ棚
息子が2歳頃のおもちゃ棚

こうして外から見えることで、偏ることなく色んなおもちゃに触れるようになりました

これがまず最初の良かった変化ですね!


そっか、見えなければ”無い”のと同じなんだと。
(目線の高さ的にも)子どもの立場にたって、「おもちゃを見渡せて、自分で出し入れできる」ようにすることは、子どもの意思決定・自主性を育む一歩になるんだと学びました。

今までなかったようなおもちゃの組み合わせで遊ぶなど、発想や想像力も育まれているように感じます。

また、何がどこにあるのか一目瞭然なので、選び取りやすく片づけやすいのです。(下にも続く)

②定位置におもちゃの写真や画像を貼る

おもちゃの写真を棚に貼る モンテッソーリ
画像引用元:https://ameblo.jp/kinpatsumonte/entry-12487611805.html

これは余裕のある方だけで大丈夫です…!(大変ですもんね)

ご覧のとおり、写真を貼るとどこに片付ければ良いのか、ゴールが一目でわかります!
そうすれば「このおもちゃと同じ絵はどこかな~?」の声かけだけで、子どもはゲーム感覚で戻したくなるのです。

“子どもが自分でできる環境を整えること”、そのサポートが親の役割であるとモンテッソーリ教育の書籍でも説いてありました。

逆にこれは ×
  • 子の意思を無視して親が子の代わりにやってあげる
  • 子に強制する、指示する
  • 子を急かす

子ども自身が思考して答えを出す、その習慣をつくるためにも小さいことから意識しておきたいですよね。(親の心や時間の余裕によりますが;)

ちなみに、生後6ヶ月~3歳は秩序の敏感期とされ、この頃に物の位置や順序を意識しこだわります

いつもの順番、いつもの味…
いつも同じであることが重要なのです。

息子は1歳半から2歳にかけて特にそうでした~~
「これはこういうもの」と自分の中で定義づけて世界を作りますから、いつもと違うと世界が壊れて混乱してしまうんだそうです。

洋服を着せる時、腕をいつもと違う方から入れただけで嫌がって大泣きなんてことありますよね。
あれも、自分の世界と整合性を取ろうと必死になるからです。

定位置を決めて、視覚的にわかりやすく教えてあげること、そしてそこに毎回戻す。
それを繰り返すことでいつのまにかそれが秩序立って当たり前の習慣となるんですね。

③おもちゃの数を減らす

我が家のモンテッソーリ式おもちゃ棚(ブロック社)
息子が1歳頃のおもちゃ棚

部屋に物がたくさんあると、大人でもどこから片づければ良いのかわかりませんよね。
子どもにとってはなおさらです。

月齢に合わせて、今必要な物だけを置いておくといいそうですよ。
そうすればどこからか出してきたもので部屋が溢れかえることもありません。

それでもどうしても多くなるんだけどどうすればいいの?
  • 常にディスプレイする数の上限を決める
  • 2週間ごとにおもちゃを入れ替える

すると部屋も散らからず、子どもにとっても新鮮に感じるのでおすすめです。

「提示」とは

モンテッソーリにおける「提示とは」教材の使い方を実際にやってみせること、を言います。

ここでは「大人が片づける様子を、子どもに見せる」ことですね。

  • 遊び終わったおもちゃはどの状態にするのか
  • どうやって持っていくのか
  • どこに(どのように)収納するのか

これら一連の流れを子どもに見せ続けます。
すると、「どうやらこれは常にあそこに置いておく物らしい」と自ら規則性を理解し始めます。

2~3歳ごろの幼児は、大人のすることを何でも真似したがりますよね。
その「模倣期」をうまく活用してお片づけの習慣を楽に身けたいところです。

ワンポイントアドバイス

子どもが真似をして片づける素振りを見せた時、ちょっと驚いてみてください。
「えっ もう○○できるの!?」って。
子どもは大人をびっくりさせるのも大好きですから、「もっと驚かせてやろう」と繰り返すうちに習慣化します。

モンテッソーリ式おもちゃ棚の活用

大事なのは、ただ収納することが目的ではないということ。
おもちゃの置き場に規則性をもたせ、混乱させないようにするためなのです。

記事の始めの方で、下のような収納をすると良いとお伝えしました。

ポイントは3つ
  1. おもちゃの定位置がわかりやすい
  2. おもちゃ同士が重ならない
  3. 子どもの手で出し入れしやすい

それが楽に叶うのがモンテッソーリ式のおもちゃ棚(モンテでは「教具棚」と呼ばれる)なんです。

モンテッソーリ教具棚の例

おもちゃの出し入れのために余計な行程は除き、シンプルに危険のないようにすると、これが究極の理想形なんですね。

モンテ式おもちゃ棚の特徴・選び方

  1. 開放的なオープンラック
  2. 明るい色、天然の木材
  3. 成長に合わせた高さ

おもちゃ全体を見渡せて、子どもが自分だけで選び取りやすい環境です。

我が家では、2歳になるまではなんちゃってモンテ棚を使っていました。

☟プチプラモンテ棚 + タップすると表示されるよ

IKEAのテレビボード

IKEA テレビボード

サイズ ▶ 幅90×高さ45×奥行き26cm(各内寸高20cm)
      棚板耐荷重10kg、天板30kg
製造元 ▶ 日本
材 質 ▶ パーティクルボード
組立て ▶ 必要

☟こちらを上手に使われている方のお写真です。

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言われないとテレビボードとわからないぐらい、綺麗に棚としておさまっています。
隙間があるので多少置くものの幅に融通が効くのと、四方を囲う棚よりも光が入ってくるので中が明るく見やすいですね。


ただ、角にぶつかることが度々あったので、2歳頃に本格的な棚に買い替えました。

満足度200%の大好きな棚

おもちゃ棚を選ぶ際のポイントは、
予算・素材・子どもの身長・置きたいおもちゃの種類など各家庭で様々です。

下の記事では全てわかりやすくリスト化し、各棚のデメリット(注意点)も正直にレビューしながら説明していきます。

おもちゃは子どもにとって、その子の世界を形づくり、物事の仕組みを理解するための身近な道具です。
毎日使う物だからこそ、片付けという習慣を身につけるのに最適な教材になってくれますよ。

おもちゃをレンタルするという選択

こんなお悩みを解決

  • おもちゃが増えすぎて収納に困る
  • 年齢に合った玩具の選び方がわからない
  • 部屋が狭くスペースがない
  • 知育玩具が欲しいけど価格が高い

⇒ おもちゃは買わずにレンタルするという方法もあります。

我が家は3社試してキッズラボラトリーという一番知育玩具が豊富だったところに落ち着きました。

ボーネルンドのマグフォーマーやシロフォンなど有名ブランドの高級知育玩具も飽きるまで使い放題なのでおすすめです。


1~2歳におすすめの知育おもちゃ

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